二子玉川 耳鼻科 耳鼻咽喉科 世田谷 ボイスクリニック 声とめまいのクリニック

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言語聴覚士による音声治療・声の症状 speech-therapist

言語聴覚士による音声治療・声の症状

声の症状・音声治療の対象疾患

 

こんな症状はありませんか?
・声かかすれる
・声がつまって出にくい
・高い声が出にくい
・裏声が出ない・うたいづらい
・ことばがどもる
・特定のことばが言いづらい

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音声治療の対象疾患
  • 構音障害(発音の障害)<小児><成人>
  • 器質性構音障害
  • 運動性障害性構音障害
  • 機能性構音障害
  • 吃音<小児><成人>
  • 言語発達障害
  • 失語症
  • 声変わり障害
  • 過緊張性発声障害
  • 低緊張性発声障害
  • 痙攣性発声障害
  • 心因性発声障害
  • 場面限定型発声障害
  • 機能性発声障害
  • 声帯結節
  • 声帯萎縮
  • 声帯溝症
  • 声帯瘢痕
  • 声帯麻痺
  • 慢性声帯炎
  • 声帯疾患の術前後の管理
  • 声帯疾患に続発した筋緊張性発声障害
  • 逆流性食道炎による音声障害
  • 声門閉鎖不全症
  • 歌声障害
  • 声の手術前後の調整・リハビリ
  • 声やのどのメンテナンス

 

 

 

声の抜け・つまり・ふるえ

 

こんな症状はありませんか?
・声がつまって出ない、言葉がとぎれてしまう
・声がふるえる
・喉に力が入ってしまい、話すと疲れる
・声が出る時もあれば出ない時もあり安定しない

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声が抜ける・つまる・ふるえるという症状は、様々な声の病気に伴う症状です。他の類似症状を起こす原因がない場合にのみ、痙攣性発声障害を疑うとされています。そのため、当院では診察や検査において何らかの声の疾患が隠れていないかを精査します。

具体的には、声帯粘膜の微小病変、声帯運動の左右差などをスローモーションも使用して慎重に観察します。
他院にて異常がないとされた場合でも、声帯の動きを確認するために声の筋電図検査・声帯周囲の3DCTや、神経疾患を否定するために脳MRIをお願いすることがあります。

 

 

声帯が閉まりにくいときの発症の流れ

 

①声帯が閉まらない⇒声が抜ける
②閉まらない声帯を無理に閉めようとすることで、のど全体が締まる⇒声がつまる
③つねに声帯を強く閉め続けて筋肉を緊張させ続けることで、限界を超えてふるえたり、ふるえるクセがついてしまう⇒声のふるえ

 

 

 

声の抜け・つまり・ふるえの原因

・声が抜けている場合
声帯が閉まらない原因を調べて治療します。
→声帯炎、声帯ポリープ、声帯嚢胞、声帯結節、声帯腫瘍、声帯瘢痕、声帯溝症、声帯麻痺、声帯萎縮、うつや心因性など。

・声がつまっている場合
声の抜けと同じ原因のほかに、発声方法や発声習慣の偏り、胃酸の逆流、心理的ストレスも把握します。

・声がふるえている場合
声の抜け・つまりの原因のほかにも、脳や神経の関与を念頭に診察します。
声帯が原因の場合でも経過が長く、病態が複雑になっている可能性があります。声帯の詳細な観察も難しい場合には、痙攣性発声障害とされることが多くなります。一定の周期でふるえる場合には、音声振戦症とも診断されることがあります。

 

声の抜け・つまり・ふるえの診療

関与している原因が複数考えられる場合には、初診日のみで診断が絞りきれないことがあります。
症状によりボツリヌストキシンの声帯注射、筋電図や3DCTなどの追加検査をお話しすることがあります。

また、言語聴覚士による音声リハビリや内服薬、食生活や生活習慣などへのアドバイスをさせて頂き、その経過を見ながら、絡まった糸を解いていくように少しずつ診断加療をすすめていきます。音声リハビリでは、言語聴覚士が個々の病態に合わせて、お声の症状の改善促していきます。

痙攣性発声障害

 

こんな症状はありませんか?
・声がつまって出ない、言葉がとぎれてしまう
・声がふるえる
・喉に力が入ってしまい、話すと疲れる
・声が出る時もあれば出ない時もあり安定しない

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①内転型(つまり型)と、②外転型(抜け型)、③混合型(つまり+抜け型)があるとされ、そのほとんどが内転型です。

 

〜声の特徴〜
内転型→声のつまり・途切れ・ふるえ
外転型→声の抜け・かすれ・ふるえ

 

 

 

〜痙攣性発声障害の診療〜
原因や病態は現時点で不明ですが、脳内からの指令が上手く声帯に伝達されていないとされています。
まず症状を確認し、診断基準に合わせて評価を行います。痙攣性発声障害疑いと診断するには、他の病態が無いと確認することが必要です。そのため、当院では診察や検査において、何らかの音声疾患が隠れていないかを精査します。
具体的には、声帯粘膜の微小病変、声帯運動の左右差などをスローモーションも使用して慎重に観察します。場合により、脳神経疾患を否定するために脳MRIをお願いすることがあります。

現在は比較的すぐに(発症後6ヵ月以上であれば)保険診療で手術をうけられます。手術効果も会話音声に関しては比較的に良好です。
しかし、初めは痙攣性発声障害と診断されても、のちに手術をせずに改善した場合には、「過緊張性発声障害でしたね」と診断が変わってしまうという仕組みがあり、注意が必要です。
(治らないとして手術を勧められる痙攣性発声障害と、声のリハビリで治るとされる過緊張性発声障害明確に区別する定義は無く、痙攣性発声障害の疑いとして手術になります)

基本的な当院の治療方針は、当院でも他院でも構いませんが音声リハビリやボツリヌストキシンの声帯注入をうけたあとに、それらの治療効果を実感したうえで手術の選択を検討されることをお勧めしています。
経過が長い患者様は、様々な要因が重複してくることもあり、心理的なストレスや逆流性食道炎も症状に悪影響を及ぼすことがあるため、併せてチェックしながらお一人お一人に合った診療をしています。  
〜痙攣性発声障害の治療法〜
1. 音声リハビリテーション(音声治療)
 ・言語聴覚士と行う発声練習
 ・発声のコツ・練習方法の習得⇒のどに力をいれない調整法
2.ボツリヌストキシンの声帯注入療法 詳細はこちら
 (基本的に、音声リハビリとの併用をお勧めしています)
3.外科治療 詳細はこちら
 (基本的に、音声リハビリとの併用をお勧めしています)
 ・喉頭形成術2型
 ・声帯内筋切除術 など

 

特定場面の症状

 

こんな症状はありませんか?
・電話や職場での声が出づらい
・あいさつや特定の接客用語が言いづらい
・普段の会話では問題なく声がでる
・人前や緊張したときに声が出づらい

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いつもは比較的に声が出るのに、特定の場面になると声が出なくなるという症状のことです。診療を進めるなかで、以下の特徴があります。

①病院に受診されたときの診察室では、比較的に普通の声が出せている患者様が多いこと。
②そのため、可能であれば声の調子が悪いときのお声を録音してきて頂くようにお願いしています。
③「特定の場面」がどんな場面なのかを詳細に問診することで、原因を推定していきます。
④比較的に声が普通に出ていても、声帯には小さな手がかりを確認できることがあります。
⑤原因が、声帯にあるのか、発声法にあるのか、精神的な原因なのか、それ以外にも要因がないかを探っていきます。
⑥精神的な原因が疑われる場合は、カウンセリングと併行して音声治療などを行います。

このような症状は、一般の耳鼻咽喉科などでは理解されにくいですが、ご本人の悩みは深く、様々な原因が隠れていることも少なくありません。
当院では、まず声帯の状態や発声機能を検査し、お一人お一人に合った診療をしております。徐々に声を出すことが怖くなってしまう方もいるので、早めにご相談下さい。

 

 

慢性声帯炎・声帯結節

 

こんな症状はありませんか?
・声がかすれる・通らない
・高い声や裏声が出しにくい、歌いづらい
・仕事で声を多用するが、休めない
・喉に力を入れないと声が出にくく、疲れる

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声帯が何らかの原因により、慢性的に炎症しやすくなっている状態です。
以下のようなことが挙げられます。

・声の使用量が多い
・炎症しやすい発声様式、特殊な声を使っている
・声帯が閉じにくい声帯疾患がある
・発声時に非対称に振動する声帯疾患がある
・胃酸の逆流、咳・咳払い
・アレルギーによる炎症
・免疫力の低下や糖尿病などの基礎疾患がある など

詳細な問診や声帯の観察により、原因に応じた加療を行います。
炎症が強く、内服や点滴加療でも治癒が困難な状態では、声帯注射が効果的です。(詳細はこちら

 

 

声帯結節とは

声帯が腫れた状態のまま、のどを締めて発声すると、さらに左右の声帯が強くぶつかり合って振動するために、より炎症を起こしやすくなり悪循環になります。治癒しないまま声を使い続けると、声帯の表面が徐々に固く肥厚し、声帯結節となります。

 

声帯結節の治療

治療の中心として、発声量の調整・のどに負担のかかる発声様式の改善(音声リハビリ)が最重要です。声を使うお仕事などで休めない患者様には、当面の声の改善には声帯注射が効果的です(詳細はこちら)。
外来にて局所麻酔で行うことができます。

長く改善せず、結節を切除する手術が必要になる場合でも、切除直後(結節がなくなった状態)での発声状態の観察と、再発予防のために言語聴覚士と行う発声調整(音声リハビリ)がとても重要です。
手術は0.1㎜単位での細かい操作が好ましいので、基本的には全身麻酔下での手術をお薦めしています。一般的には入院が必要ですが、当院では、日帰り全身麻酔手術も対応しております。(詳細はこちら

 

 

声の加齢変化

声の症状は、お体が健康な方でも加齢とともに変化して現れることがあります。
声を使う量が減ったり、柔らかい発声方法であるために、発声の筋肉が衰えた結果、声帯が閉まらずにお声がかすれてしまうことがあります。

 

こんな症状はありませんか?
・声がかすれる・しゃがれている
・喉の力を入れないと声が出ない
・話しているうちに声が出にくくなってくる
・声のせいで人付き合いや外出が減ってしまった

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声の加齢変化・声帯萎縮の原因

・声の使用量が少ない、柔らかな発声習慣.⇒声帯筋が痩せやすい
・加齢による声帯の粘膜や筋肉の痩せ
・頸部の発声筋や呼吸筋・口腔周囲の筋の衰え
・体質的に人より声帯が長くたわみやすい、声帯が薄い
・喘息でステロイド吸入を継続している など

言語聴覚士と一緒に発声方法を確認しながら、お家で練習ができるリハビリを提供いたします。高齢でも、歌を趣味で継続している方の発声機能は、そうでない方に比べてとても良いことが判っています。
また、「声のかすれ」は加齢以外の問題で生じている場合もあります。
一度、ご自身の声帯を確認することも大切です。お一人で悩まず、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

声帯萎縮の治療

当院では、言語聴覚士による発声練習以外にも、外科的治療を組み合わせて、声の悩みを改善すべくサポートいたします。

 

  • 音声リハビリテーション
  • 2-3ヶ月継続することで効果が出てきます。過去にかかった耳の病気、また生活の中で聴こえで困っている点などをお聞かせください。
    ・言語聴覚士と行う発声練習
    ・バランスよく声の筋肉を強化する発声のコツ、練習法を体得する

  • 外科的治療 (詳細はこちら)
  • 外来で行う声帯内注射(声帯のやせた部分に薬を注入)
    ①ヒアルロン酸/コラーゲン、②声帯粘膜を再生する薬 など

  • 手術室で行う方法
  • ①声帯脂肪注入術 ②甲状軟骨形成術

 

 

感冒後の声がれ

風邪をきっかけに声がれを発症する方は少なくありません。極めて炎症がつよい場合に全く声が出ない状態になってしまうこともあります。

 

 

こんな症状はありませんか?
・風邪の時にも無理して声を出していた
・喉の痛みや咳は治ったが声だけ治らない
・声がかすれる・特定の音域だけかすれる
・力を入れないと思ったような声が出ない

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急に発症した(急性の)声がれについて

発症機序は、以下の通りです。
風邪をひく⇒のどが腫れる⇒声帯も腫れる⇒声がかすれる

 

  • 声が出しにくいときは
  • ・まずは声を使わずに安静にして炎症を食い止めることが大切。
    ・腫れ方によっては、消炎の内服・点滴などで劇的に改善します。
    ・点滴でも抑えきれない強い炎症(偽膜性声帯炎)があります。

  • 声をどうしても使用しなければならない状況では
  • ・声帯が腫れるほど、声の使用でさらに腫れやすくなります。
    ・全身の副作用を考慮しつつも、つよめの消炎加療を行います。
    ・さらなる増悪を抑えるために声帯注射(詳細はこちら)をご提案することがあります。

 

 

長引く(慢性の)声がれについて

一般的に、軽い声帯炎は風邪の治癒とともに声嗄れも治っていきます。一方、風邪が治っても声がれだけが慢性化して残ることがあります。
ほかの病院では声帯には異常がないと言われたが、声の擦れが治らないとったケースも少なくありません。
①声帯の表面に傷が残ってしまった状態(声帯瘢痕
②声帯の動きが弱ってしまった状態(声帯萎縮、声帯不全麻痺
③無理な発声が習慣化した(過緊張性発声) など

当院では、内視鏡検査で発声の状態や声帯振動を詳細に観察して診断するとともに、言語聴覚士による治療的・予防的な発声練習を提供しております。

 

 

 

声帯瘢痕とは?
・声帯の粘膜に、炎症の傷跡(硬い部分)が残る
・硬い部分は薄く振動が悪いので、声が出しにくい
・発声時に声帯の間にわずかな隙間ができて、声がかすれる
・のどを強く締めないと声がでないので、声帯が炎症を起こしやすい
⇒声帯自体の見た目の変化はわずかで、わずかな隙間でも、声帯の振動が硬いために、声がれは比較的に悪いことがあります。

声帯瘢痕の治療
・悪化をさせず、ゆっくりでも自然回復を促す
・声のリハビリ(発声効率の改善、のどに良い発声の習得)
・のどのケア
・炎症を抑える内服薬・声帯注射
・声帯粘膜を再生する声帯注射
・硬く肥厚した瘢痕は一旦切除

 

胃酸逆流による症状

声帯は食道の入口の部分と隣り合わせに位置しており、過剰に胃酸に晒されることにより、以下のように声に悪影響があります。

①声帯が胃酸による炎症を起こし、声がザラザラする
②のどに力が入り、過緊張発声(詰まり声)になる
③上咽頭炎により声がこもる、響きが悪くなる
④声帯がほかの原因で悪いときに重なると、ひどく声の悪化を誘発する

発声に力が入るような方は、それにより胃酸が逆流しやすくなり、悪循環になることもあります。

 
 

こんな症状はありませんか?
・喉に違和感がある
・声がかすれる
・喉がつまったような発生になってしまう
・胸焼けがある・げっぷと咳払いをよくする

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その他にも胃酸逆流は、のどの違和感・詰まり感・ヒリヒリ感、口のなかが苦い感じ、上咽頭炎、慢性の咳、喘息の悪化なども引き起こし、場合によっては耳管を経由して中耳炎の原因になることもあります。

 

胃酸逆流の治療

食生活・生活習慣の改善や、内服薬などが効果的です。また、慢性胃炎や、胃ヘルニア、ストレス、加齢などによって治りにくい方もおられるため、個々に合った対応が必要です。
当院では、現在の患者様の状況を詳細に把握した上で、声の改善につなげていくよう努めております。

 

声の手術前後の調整・リハビリ

 

こんな症状はありませんか?
・声帯の手術を受けた後も声が出しにくい
・声帯の手術を受けたが、再発した
・発声のしかたが良くないと他院で言われた
・どのように発声したらよいかわからない

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お声の病気には、手術をすれば治るものが多くあります。
手術後には発声禁止期間(数日間程度が一般的)を設けることがあります。歌唱への復帰など、適切な時期に正しい発声方法を取り戻していきましょう!

しかし、術後の声帯は一見して綺麗であるにも拘わらず、声が上手くコントロールできなくなるなど、手術前後(周術期)での以下のような御相談もあります。

①声帯手術後に、一旦は治ったのに再発した
②声帯手術後に、声は改善したが、何らかの症状が残っている
③声帯手術後に、以前に出来ていた発声が出しにくくなった

 

 

周術期の不測の事態は、以下のことが原因になります。
・術前の発声法が術後も習慣化している
・術前診断が異なる(声がれの原因が別にある)
・発症原因の説明が不足していた(再発しやすい理由が隠れている)
・術後予測の説明が不足していた(手術でも治りきらない限界がある)
・手術自体に何らかの問題がある場合 など

当院では上記に留意して、安心して手術を受けていただけるように取り組んでいます。
また、他院の手術後でもアフターフォローとして、上記の原因を再確認いたします。そのうえで、術後の御相談にも以下のような加療アプローチで声の悩みに最善を尽くす御提案をいたします。

 

  • ・音声リハビリテーション
  •  発声法の修正、現存する発声機能の最大活用、声のメンテナンス方法、仕事で使う発声についての御相談など

  • ・声帯注入術による声帯粘膜再生
  • ・改善を見込める場合の再手術

 

 

声やのどの違和感・メンテナンス

声帯・のど・体調のコンディション次第で、のどに違和感を感じ、声が出にくくなることがあります。
生活やお仕事のなかで、声を楽に安定して出して頂くために、①御自身の声帯の状態や、②メンテナンスの工夫について御説明をいたします。

 

 

こんな症状はありませんか?
・声がうまく出る時と出ない時がある 
・喉に負担がかかっていると感じる
・声を使う職業で、声帯の健康を長く保ちたい
・喉の状態について、客観的な意見を聞きたい

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~声に影響を与える要因~

①のどの乾燥・保湿
②発声の癖、咳や咳払い 
③声質の確認、声の使用法の調整
④緊張などの心理的ストレス
⑤胃酸の逆流、アレルギー、慢性咽頭炎
⑥声帯ポリープや声帯瘢痕などの音声に関連する疾患
⑦声帯運動の非対称性
⑧薬剤による副作用

 

 

お仕事での声を心配されている方には、1. 必要とされる声の質や量、 2. 生活背景、3. 声帯の状態に基づいて、コンディションの整え方や、声帯のストレッチ法などを個別に御相談いたします。

職業音声(歌唱など)の悩み

 

こんな症状はありませんか?
・高音、低音、中音域など特定の音域が出ない
・裏声が出にくい
・声が裏返ってしまう
・声を使い続けていると出にくくなってくる
・歌や演技などで必要な声が出づらい

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当院では、声を職業として使用されている方にも幅広く対応しております。例えば、「歌う時」「原稿を読む時」「大きな声を出す時」「演じる時」など、現場で要求される声がうまく出ず、様々な訴えが現れます。
これは、単純に発声のしかたの問題であることもありますが、声帯に何らかの問題が生じている場合も少なくありません。

声帯は楽に閉じることが発声の効率に最重要です。
それを妨げる可能性がある以下の原因を、声帯の動きの検査でスローモーションも使用して慎重に確認します。
①極めて小さい声帯病変
②声帯を取り巻く軟骨の形や運動の微妙な左右差
③それ以外の喉のコンディション など


上記について、様々な発声状態で注意深く診察することで問題の有無を抽出します。
当院では、内視鏡や声帯振動を確認するための特殊な技術(ストロボスコピー)を使って、全長1~1.5cmと極めて小さい声帯の振動や運動を詳細に観察しています。

現代では、声を使う職業は極めて多様化しています。歌うこと一つとっても、そのスタイルはパフォーマーにより様々です。我々が声の専門診療として重視していることは、多様な患者様の発声状況を理解して、お仕事のスケジュールも考慮した上での助言や音声治療、手術加療を行うことです。
お仕事の中でお困りの声を改善し、より良い発声に導けるようサポートさせて頂きます。

 

 

構音障害

構音障害・声の発達(小児の場合)
お子様の構音障害(発音の問題)は年齢とともに発達するので、やや遅れているように見えても正常発達の範囲内と判断されることもあります。
一方、ことばの発達・遅れに影響する場合もありますので、発音の評価だけでなく、舌・口唇・口蓋などの構音器官の形や機能、動きの確認を行います。また、生活環境との関連もあるので、ご兄弟の有無や会話環境なども把握します。

当院では、それらを詳細に検討し、お子様一人一人に合った訓練を行っています。
ご家族や周りの方から過剰に指摘することにより、構音の発達の妨げになる場合もあります。同じ年齢のお子様やご兄弟と比べて気になることようであれば相談下さい。

 

 

こんな症状はありませんか?
・お子様の発音が不明瞭、滑舌が悪い
・特定のことばがうまく発音できない
「さかな」→「たたな」、「ちゃかな」と誤ることなど
・幼稚園や保育園で話し方を指摘された
・発音が悪く、よく聞き返される

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構音障害(発音の問題)の種類
 
機能性
構音器官の形態や動きに明らかな問題がなく、原因が特定できない構音障害(最も多い)
器質性
口蓋裂術後や先天異常など、構音器官の形態異常が原因の構音障害
運動障害性
言葉を発音するために必要な神経・筋系の病変による構音障害

 

 

 

構音障害(大人の場合)

 

こんな症状はありませんか?
・特定のことばがうまく発音できない
(「さしすせそ」が言いにくいなど)
・よく聞き返されたり、発音を指摘されたりすることがある
・昔から気になってはいたが、お仕事などで困っている

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構音障害(発音の悩み)は、大人の方にも起こります。
大人の方の構音障害は、小児期からの構音障害が未治療で継続している場合と、その他のご病気に伴って現れる場合とがあります。
どちらの症状でも、発音の詳細な検査、発音に関わる器官の形や動きなどの確認をしたうえで、個々に合った治療を行っています。

 

 

 

 

 

構音障害の診療の流れ
  1. 01

    聴力検査、発声発語器官検査、構音検査
    構音障害の原因を調べます。
    構音障害は、聴力(聞こえ)やお口の中の形、言語発達などに影響を受けるため、各検査が必須です。
    原因によって治療方針が異なるので、大人・小児いずれの場合でも詳細な検査が必要です。
  2. 02

    検査結果説明
    検査結果などをもとに、現在の状態をわかりやすく説明します。
    吃音の程度や、今後の方針、家族や周囲の方の対応のしかたなどを丁寧にお話ししていきます。
  3. 03

    構音訓練
    訓練が必要な場合は、お子様は4歳位から、大人の方は何歳でも言語聴覚士と1対1で定期的な訓練をしています。
    訓練の頻度は月2回が目安です。
    お子様の訓練に関しては、ご家庭の協力が必須ですので、保護者がリハビリを行えるレベルまでご指導いたします。

吃音症

吃音症(小児の場合)

こんな症状はありませんか?
・言葉の出だしが声がつまってしまう
・喉に力を入れないと言葉に詰まったり、うまく話せない
・ことばの一部を繰り返す
・引き伸ばしたりしないとスラスラ言えない
・話すことを避けることで、交友関係などで悩んでしまう

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幼少期に発症する吃音は、発達性吃音と呼ばれ、100人に5~8人という高い確率で現れます。
その後、自然に治ることも多いとされていますが、症状が続くこともあります。
吃音の症状は、その他の声の病気や構音障害に似ていることがあるため、それらと区別をするために丁寧に検査で調べることが必要です。

特徴として、チック(身体を強く動かしたりして反動で話したり、顔の一部を動かしながら話す)や、ことばの出だしがつまったり、引き伸ばしたり、繰り返してしまいスラスラ言えない(難発、伸発、連発、どもり)ことなどが挙げられます。

 

 

 

 

 

吃音症(大人の場合)

こんな症状はありませんか?
・言葉の出だしが声がつまってしまう
・ことばの一部が繰り返される
・引き伸ばしたりしないとスラスラ言えない
・喉に力を入れないと、うまく話せない
・コミュニケーション・人間関係で悩んでしまう
・吃音のせいで仕事がうまくいかない

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大人の吃音には、幼少期に発症したものが続いている吃音(発達性吃音)と、思春期以降に心の状態や他の病気に伴って現れる吃音(獲得性吃音)があります。
詳細な問診や検査により現在の状態を見極め、患者様一人一人に合った練習や助言を致します。

 

 

 

 

 

吃音障害の診療の流れ
  1. 01

    発声発語器官検査、吃音検査
    舌などのお口の中の形や動きに問題がないか、吃音の症状がどのように現れるのかなどを詳細に検査します。
  2. 02

    検査結果説明
    検査結果などをもとに、現在の状態をわかりやすく説明します。
    吃音の程度や、今後の方針、家族や周囲の方の対応のしかたなどを丁寧にお話ししていきます。
  3. 03

    吃音についての説明・楽に話せるための練習
    言語聴覚士吃音の正しい知識の説明や、向き合い方への助言をいたします。
    お子様への訓練だけでなく、保護者へのご指導もさせて頂きます。
    お子様は自然治癒も多いため、定期的に経過観察をいたします。
    また、コミュニケーション環境の調整、楽な話し方の提示、上手く話せる体験を通して、日常生活になじむことを目指します。

スタッフ紹介

早乙女 泰伴(言語聴覚士:常勤)

大学院では声の高さについて研究テーマにしておりました。
現在は、特に声が出づらい患者様への音声治療と構音訓練(発音の訓練)に力を入れております。
声帯を切らずに治す音声治療を主軸にコミュニケーションでお困りの様々な患者様のために尽力致します。

 

経歴

国際医療福祉大学 言語聴覚学科卒 
国際医療福祉大学大学院 修士(言語聴覚学)
山王病院 リハビリテーションセンター 主任
国際医療福祉大学 東京ボイスセンター
自治医科大学付属病院 耳鼻咽喉科 非常勤

(Sotome T, Kanazawa T, Konomi U, Maeara N, Misawa K, Takahashi S, Fukaura J, Watanabe Y. Analysis of Speech Fundamental Frequencies for Different Tasks in Japanese. J Voice . 2021 Jan 14;S0892-1997(20)30477-X.)

経歴詳細

榊 めぐみ(言語聴覚士:常勤)

舞台や声を使った職業を経て、言語聴覚士となりました。
声の不調でお困りの方は、是非ご来院下さい。また、声をよく使われる方には定期的な声のメンテナンスをおすすめしています。
好調/不調時の声帯比較はもちろんのこと、結節などの早期発見にも繋がります。より良いお声を出せるようにお手伝いをさせて下さい。

 

経歴

西武学園 医学技術専門学校 言語聴覚学科卒

 

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